今日は早く終わったので太陽を浴びようと公園まで。
そこで四葉のクローバーとテントウムシを合わせて写真撮れないかじっと手から逃げたテントウムシを目で追いかけていた。
するとじっと目を凝らしているオッサンが珍しかったのか、お母さんの制止も聞かず、小さな子供がよたよたと歩き始めたばかりのヨチヨチ歩きで横まで来ていた。
クローバーに謝りながら
「本当はテントウムシと撮りたかったんですが…」
と言い、その子に四葉のクローバーをちぎって渡した。
お母さんは
「え？…(๑º ﾛ º๑)!!四葉のクローバー？ 初めて見た！」
って言うのをよそに、その子は一生懸命ヨダレを垂らしながら
「ε- (´ー`*) ふう！ふぅー！」
と綿毛を吹く真似をしていた。
子供も初めての様子。
しっかりと手に握ってあげて
「これをお父さんに見せてあげると喜ぶよ。」
とまだよく分かっていない子供に手渡し、
「写真良いですか？」
と断りを入れて撮らしてもらった。
…ちぎってしまったことがしばらく心が痛かったが、何も言わずちぎらせてくれたクローバーに感謝し、その代わり、この幸せをこの家庭に。
そしてこれを読んでくれた人達と分かち合う事を約束した。
今頃家でお父さんと喜んでくれていたらいいな。
おしまい。
私が今日死んでも、少なくてもこの家庭には
「そんなオッサンおったな。」
となるのかもね。
dragon arms presents👑
