桜🌸の名所、東蕗田天満社にお参りに伺いました。
一之鳥居で一礼をして入ります。
参道
二之鳥居
二之鳥居は明神系両部鳥居⛩️
桜の枝が下まで伸びているので目の前で桜🌸が見れます。
参道
管理が行き届いているのでとても綺麗です。
参道の隣は芝生の広場になっています。
ソメイヨシノ🌸が満開でした。
手水舎
東蕗田天満社(ひがしふきた天満社)
由緒は社伝によると、
古くより「元法印正善の時『小字本田に小祠あり（口傳）』」とあり、当神社は現在の処より北にあったといわれております。また近くに成就寺という寺があり、蕗田家の祖である元法印正善は住職と神官を兼ねていました。その後の代の法印善海が「東蕗田の地に菅原道真公をお祀りするお社を造るように」という霊夢の物語を京都北野梅松院に奏上したことにより、その事を白川家に懇請し、勅宣を以って北野天満宮より御霊を分祀し、東蕗田の地に正応元年(1288年)2月18日に創建されました。
明治40年(1907年)には神饌幣帛料供進神社に指定され、長き歴史を経て東蕗田の天神様として親しまれております。
明治になり神仏分離。
別当寺「成就寺」は廃寺となり、蕗田家は当社の神職となりました。
当社は、無格社の後に村社に昇格。
東蕗田天満社の御祭神は
天満大自在天神(菅原道真公)
菅原道真と言えば、学問、芸能の神として親しまれ信仰されていますが、実は元々は、『祟り神』として祀られていました。
菅原道真公は、宇多天皇、醍醐天皇に使え、学者として学問の高揚、門弟の教育に尽くし、政治家としては国運の発展に貢献し、民衆には慈悲深い政治をなされ、生涯ただ至誠一貫、国家社会への奉仕生活でした。
菅原氏一族の勢力が増すにつれ、藤原氏を始め、道真公の出世に不満を持つ人々によって誹謗排斥が起こり、やがて藤原時平などによる陰謀にあい、延喜元年(901年)57歳の時に九州大宰府に左遷させられてしまいました。
そして延喜三年(903年)2月25日、59歳で一生を閉じられました。
道真公の死後、京都に色々な怪奇現象が起こりました。当時は、恨みをもって亡くなった人は祟りをなすという御霊信仰があり、
『これは全て道真の祟り』と恐れられるようになり、
道真公の死後二十年の延喜二十三年(923年)になり朝廷はやっとその冤罪を認め、元の右大臣に服し、改めて正二位を送りその霊を慰めたといわれます。
後に正一位左大臣、更に太政大臣が追贈されました。
そうして、道真公の天下国家に尽くされた功績と、崇高な仁徳を忍び、慰霊のため次第に神格化され、『太政威徳天神』となり、やがて『天満大自在天神』の御神号が奉られ、人々に慕われ、天神様として祀られるようになりました。
因みに、
菅原道真、平将門、崇徳天皇の三人は、
日本三大怨霊と言われています。
参拝後に頂いた御朱印は黒の夜桜、
菅原道真公の和歌が書かれています。
桜花
主を忘れぬものならば 吹き来む風に
言伝てはせよ
社務所の御朱印
東蕗田天満社には数多くの和歌御朱印があります。
本殿
満開のソメイヨシノ🌸のお花見を兼ねたお参り、良い１日になりました。
