先日、山陰の小京都「津和野」に行ってきました。
あいにくの雨模様で、一番行きたかった津和野城址には登れませんでしたが、津和野のあれこれを少しご紹介します。
落ち着きのある本町通りです。
明治初期の建物の俵屋華泉酒造です。
津和野といったらこの殿町通りの景色が一番ですが、もう少し早く菖蒲が咲いている頃にくるべきでした😅
なごりの菖蒲です。
津和野カトリック教会です。
津和野にはキリスト教に纏わる悲しい歴史があるのですが、そのことについては明日･･･
西周の生家です。
西周は明治時代初期の啓蒙思想家で「哲学」、「芸術」、「心理学」、「知識」、「概念」などは、この方が翻訳する際に作った言葉だそうですよ。
文豪森鴎外(本名;森林太郎)の生家です。
森鴎外と西周は親戚だったそうで、生家も川を挟んではいますがすぐ近くにあります。
森鴎外記念館前にある銅像です。
鴎外はグルメで鰻や鮎、またコロッケやロールキャベツなどの洋食も好きだったそうですが、一方、大の甘党で、ご飯にお饅頭を割ってのせ、煎茶をかけた「饅頭茶漬け」や同じように干し柿を使った「柿茶漬け」を食べていたそうです。
1420年創建の永明寺(ようめい寺)です。
森鴎外はここに眠っています。
「余ハ石見人 森 林太郎トシテ死セント欲ス」
お昼は津和野名物の「うずめ飯」の定食にしました。
うずめ飯は、殿様から質素倹約をするように言われていた江戸時代、贅沢しているのがばれないように、具材をご飯で隠していたことが始まりと言われています。
あっ！豆腐が見えてる😅
混ぜると下から蒲鉾、豆腐、人参、椎茸が出てきました。
