オリジナルトピック:

清荒神清澄寺

(11-26-2021 10:40 AM で作成されたトピック)
かよりん
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昨日、清荒神清澄寺へ行ってきました。
もみじの赤色とイチョウの黄色が綺麗でした。

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赤と黄色


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清荒神清澄寺 山門

小規模ながら三門形式に則った山門で、明治40年頃の建立と伝えられています。

山門の向かって左手前に「大界外相(たいかいげそう)」と刻まれた石碑が立ち、ここからは聖域であるという意味を表しています。石碑の文字は第35世道樹和上の筆とされています。

右手前には宇多天皇より賜った称号「日本第一清三寳大荒神王」の石標、山門正面に「蓬莱山」の扁額が掲げられています。山号の「蓬莱山」は古代中国から信じられてきた仙境の謂であり、山容が仙境にふさわしいところから、開創時よりこの名があります。扁額の文字は、随心院の門跡で名筆と謳われた智満上人晩年の筆です。

山門内側には、当山第33世浄界和上筆「薝蔔林中不嗅餘香(せんぷくりんちゅう よこうをかがず)」の扁額が掲げられています。この語は維摩経より採られており、薝蔔(くちなし)の花の強い香りが他の香りを打ち消すところから、一旦山門をくぐれば俗界の煩悩も打ち消され、清浄な気持ちになり身も心も洗われる思いであるという意味です。

山門を入ると、樹齢約500年と推定される2本の大銀杏があります。宝塚市の天然記念物に指定されています。

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参道の紅葉🍁




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樹齢500年と言われている大銀杏宝塚市の天然記念物に指定


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拝殿 布袋様


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ご本社の背後にある「荒神影向の榊」

ご本社の背後には、当山開創に際し、荒神様がお姿を現されたと伝えられる「荒神影向(こうじんようごう)の榊」があります。

当時、この霊験の報告を受けた宇多天皇は、大変感銘され、「日本第一清荒神」の称号を下賜されました。

現在では、いつの頃からかそこに供えられたお賽銭をいただいて帰り、次回参詣されたとき、そのお賽銭を倍にしてお返しするという風習が伝えられています。


いただいたお賽銭を紙に包んで財布に入れておくと小遣銭に不自由しない、また次に参詣されるまでそれを「御守り」として持っていると吉事があるなど言われています。



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お賽銭を手繰り寄せる木の棒が数本設置されております。

去年はコロナ禍で人が少なかったせいか、1円玉しか授かれませんでしたが、今回は五円玉(ご縁)ありました。ちゃんと五円玉2枚をお賽銭として入れさせて頂きました😆

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拝殿から


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2本の大銀杏。樹齢500年といわれる大木です。


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本堂


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🍁


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清澄寺本堂の石段下に立つ「一願地蔵尊」
一願地蔵尊は金銅製の巨大な立像で、頭上にまで水を掛けて一つの願いを念ずれば、ご利益があると言われています。 明治24年、多くの信者さんの寄進により建立されました。

頭上にまでお水をかけるのは、かなり難しいです😅

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池苑

池泉回遊式庭園で、江戸時代初期~中期に作成されたと言われ、池泉を中心とした豪華な石組を配し、滝、亀島、船着石などを組み合せた観賞式庭園となっています。池畔にはもと書院があって池に面していたはずですが、いつの頃からかその場所には庵堂が建ち、浄界和上の隠棲の場とされたと伝えられています。今は四季を通じ鯉や亀などが池面を遊泳し、参詣人たちの目を喜ばせ、一時のやすらぎの場となっています。

この庭は昭和12年庭園研究家の重森三玲氏が調査され、同氏の著された「日本庭園史」に紹介されています。


でっかい鯉がたくさんいました~🐟


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本堂から 石段下の大銀杏


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紅葉と大銀杏


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大銀杏を見上げる


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山門横の紅葉🍁


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清荒神清澄寺は、兵庫県宝塚市にある真言三宝宗の総本山の寺院。
清澄寺の本尊は大日如来だが、境内には三宝荒神社もあってこちらの方が著名である。
神仏習合の形態が色濃く残っている。このことから「清荒神清澄寺」の名称がある。
摂津国八十八箇所第72番札所。

撮影:GALAXYs10

2個のコメント
yukichn
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こんばんは☺️
結構、🍁なりましたね
かよりん
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こんにちは。
コメントありがとうございます😊
赤と黄色がとても綺麗でした🍁