昔々あるところに
心の優しい
おじいさんがいました…
ある日の事おじいさんが山で芝刈りを下帰り道…
辺りから猫の
泣き声が聞こえました…
行ってみると
一匹のオネコ様が
漁師の罠に
引っ掛かっています…
さっそくおじいさんは
オネコ様を解き放って
あげました…
オネコ様は喜んで山に帰っていきました…
そして日がたち…
吹雪が吹き荒れる晩…
トントン…トントン…
誰かが訪ねてきたでは
ありませんか…
誰でしょうかこんな雪の夜に…
おじいさんは不振に思いながら戸を
開けてみると…
なんと雪の中に可愛い娘が立っているじゃ
ありませんか…
娘は旅の者で道に迷ったと言うのです…
優しいおじいさんは娘を泊めてあげようと喜んで娘を招き入れました…
おじいさんは惜しげもなく蒔きをたげ美味しい料理を振る舞いました…
話を聞いてみると娘には行く宛がないと
言うのです…
おじいさんはならワシと暮らそうと言いました…
娘は承諾して一緒に暮らすことにしました…
喜んだ娘はお礼がしたいとはたやを貸してほしいと言い娘は機織りをすると言いました…
娘は決して覗かないでくださいと言ってはたやに入っていきました…
しばらくすると
閉めきった
はたやから
何かが壊れる
ものすごい
音がしました…
おじいさんは
気が気ではなく
慌てて
はたやの扉を
開けました…
そこには糸で
ぐるぐる巻きに
なったオネコ様が
いました…
なんだかんだで
色々ありおじいさんはオネコ様は末永く仲良く
暮らしたとさ…
おしまい😺
