関東最古の八幡宮
下妻 大宝八幡宮にお参りに伺いました。
地元にある八幡宮で初詣は毎年こちらの神社でお参りしています。
地元からは大宝の八幡様と呼ばれ親しまれています。
まずは鳥居の前で一礼して参道へ。
参道を進むと立派な随身門。
昭和六十年（1985年）、昭和天皇御在位六十年を記念して建立。 神社の随神門は通常、
右大臣、左大臣が門を守るが、当宮は一対の仁王像。
江戸時代までは当宮の境内には8つの寺院があり、当宮も「大宝寺」「大宝寺八幡宮」などと呼ばれ崇敬を集めた。 神仏習合の色合いが濃かった江戸時代以前の面影を残す随神門となっている。
社伝によると、創建は、
飛鳥時代の大宝元年（701年）
藤原時忠が常陸国河内郡へ下向の際、東国平定のための鎮護の神として
「宇佐八幡宮（現・宇佐神宮）」を勧請して創建。
鎌倉時代に成立した歴史書『吾妻鏡』には
「下妻宮」と記されている。
当地には南北朝時代に大宝城があったため、境内自体が大宝城跡として国の史跡に指定されており、本殿は戦国時代の下妻城主多賀谷氏による再建が現存していて、国の重要文化財に指定。 古くは「大宝寺」「大宝寺八幡宮」などと称されたように、神仏習合のもとで多大な崇敬を集めた。 平 将門や源 頼朝の伝承などが残る地域を代表する大社。
大宝八幡宮の御祭神は
第十五代 応神天皇 (誉田別命、八幡大神様)
第十四代 仲哀天皇 (足中彦命 )
神功皇后 (気長足姫命 仲哀天皇の皇后)
親子三柱の八幡神
当宮の「大宝八幡宮」の社号は、創建年の
大宝の年号が由来。
年号の「大宝」は「たいほう」と読むが、当社は「だいほう」と訛る
この創建年から当宮は「関東最古の八幡さま」とも称される。
本殿は国指定重要文化財
若宮八幡宮とは八幡宮の若宮の意味で
御祭神は応神天皇の御子神
第十六代 仁徳天皇(大鷦鷯尊)
文治五年（1189年）、奥州征伐平定の日に、
源 頼朝によって鎌倉「鶴岡八幡宮の若宮」を勧請。 これが当宮の摂社「若宮八幡宮」であるとされ、頼朝は太刀一振を奉納したと言われている。
境内にある縁切り稲荷
神仏習合の色合いが強かった当宮だが、別当寺（神宮寺）は分離廃絶され、廃仏毀釈によって周辺の寺院も殆どが廃絶。 現在は当時「護摩堂」として使用されていた「祖霊殿」が残るのみとなっている。
大宝寺の創建は江戸時代と記されていた。
参拝後に頂いた御朱印は御朱印帳に記帳
大寶八幡宮に下妻宮の朱印
八幡宮といえば江戸勧進相撲が有名、
江戸勧進相撲の発祥は
東京 門前仲町の富岡八幡宮
神社境内の蝉鐘楼は神仏習合の時代を思わせるもので、こちらは再建されたものだが、かつてはこうして寺院と一体となった神社であった。
祈願の後に持って見た、なんとなく軽く感じた。
日本人の心の故郷、日の丸に一礼
大正天皇御即位記念に植えられた大王松
大宝八幡宮の【ゑびすや】
ここは大衆食堂とカフェをやっており珈琲や抹茶も堪能できます。
ラーメンが一番人気で味は昭和の屋台ラーメン風の優しい味です。
お土産の【厄除けだんご】は大宝八幡宮の名物。
お腹が空いたので焼き肉定食を頂きました。
大宝八幡名物の厄除けだんごも購入
今日も良いお参りが出来た事に感謝します。来年の初詣もまたお参りに伺いたいと思います。
