Azudai
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05-19-2021 09:52 PM - 編集済み 05-19-2021 09:53 PM
Galaxy Sシリーズレビュー
galaxy S10+から乗り換えしました。S10+も普段使いには十分な性能でしたが、
auのアップグレードプログラムの特典受け取り可能期間が迫っていたのと、galaxy buds proのプレゼントに目が眩んでau online shopで予約購入しました。
【galaxy→galaxyへの機種変更】
実は、初めてgalaxyからgalaxyへの乗り換えをしたのですが、機種変更に伴う変更後の端末上の設定を億劫に思っていたのが直ちに杞憂になりました。「smart switch」というアプリを使用して機種変前の端末からほぼ全てのデータを移行できるのですが、これが優秀すぎます。
インストール済のアプリはもちろんのこと、ホーム画面でのアプリの配置まで全てを機種変後の端末上で実現してくれますので、機種変更した実感が希薄になるほど機種変前と同様の感覚で使い始められます。
機種変更前の端末はiPhoneでもAndroidでも問わないようですので、galaxyにお乗り換えを検討されている方でも簡単にデータ移行可能です。
また、S10+には搭載していたマイクロSDがS21+から廃止になり、この中のデータも全て移行できるか不安でしたが、この懸念も不要です。
セキュリティフォルダに移動させていた写真なども全て移行できました。
【デザイン】
マットブラックの背面は、質感とは裏腹にメタリックな印象を与える風貌です。
背面を正面にして左肩に特徴的な三つの眼が連なっており、S21シリーズであることが一瞥して分かるくらい差別化されています。バンパー部分から素材が延長されており、出っ張ったデザインも気になりません。
カメラを下にして地面に置いても、レンズが数ミリ奥まっているので直接擦れてしまうことはないと思いますが、不安な方はケースを購入することをお勧めします。
【携帯性】
S10+と直接比較しても明らかにS21+の方が重量があります。
調べてみると、重量は以下のとおりでした。
S10+ …… 175g
S21+ …… 200g
数字上は25g重量を増しているわけですが、手で持った感覚では明らかに重く感じます。
画面サイズは縦に少し長くなったものの幅は変わっていませんので、片手操作時の感覚はほとんど変わりません。
【レスポンス】
全てにおいてレスポンスは最速ですが、率直な感想は普通です。
S10+との差をそれほど感じませんでしたが、さすがはgalaxy、もたつきは全くありません。
【画面表示】
120Hzでのリフレッシュレート表示が可能になり、設定画面やアプリのアニメーションなど、様々な動作において滑らかさが火を見るよりも明らかに増していました。
ただし、120Hzのリフレッシュレート(設定上の「最適化」)を選択していると電池消費が激しくなるようですので、ルーチンで外出中はリフレッシュレートを「標準」に落すようにしています。
フラットディスプレイでも美しい発色は失われていません。
エッジディスプレイでなくなってもlightning edgeの機能は健在です。通知方法として気に入っていたので、削除せずいてくれて嬉しかった。
【バッテリー】
S10+購入時より減りはやや早い気がします。
バッテリー容量は、S10+より800mh多いのですが、何らかの原因で減りが少々早いようです。
普段仕事中にスマホを触る機会はほとんどないので、頻繁に触れなければ帰宅時にも70%残っているような具合です。
【カメラ】
最高です。S10+より更に鮮明です。
galaxyは特に青空の表現を得手としているのか、目で見たそのままの美しい蒼穹を収めることができます。空の表現だけ見ても、S10+より発展した印象を受けます。
詳しいことは言えませんが、スマホのカメラでこれほど鮮烈に撮影できるのなら十分です。
【指紋認証】
S10+はgalaxyシリーズにおいて初の超音波によるディスプレイ埋め込み式の指紋認証を搭載していましたが、やはり2世代も新しくなると進化しています。
S21+の指紋認証の速度はS10+と比較すると歴然の差です。S10+では、指紋認証の範囲が狭かったこともあり、位置が悪いと認証を弾かれることが度々あり、五回以上認証失敗したことにより、結局PINやパターンでロック解除をする場面もありました。
S21+になり、指紋認証の速度は言わずもがな、精度も上がっています。
指紋認証の位置が分からないから背面に指紋認証専用の機構を設けるべきという方もいましたが、これについては慣れれば何ら障害にもなりません。
認証位置を確認せずとも、画面を付けぬままロック解除することができるようになります。
【総評】
S20シリーズから、マイクロSDカードの廃止、ディスプレイ解像度の低下などから性能面では劣ると評価されがちなS21シリーズですが、全く遜色ありません。
S10+が比較対象になってしまう私が評価しているので進化を感じるのは必然かも知れませんが、今回のスペックダウンは、文面上のものであって体感では全く判別できない程度のものと思っていただいて良いと思います。
デメリットで言うと、イヤホンジャックが非搭載であること、マイクロSDカードの廃止については痛手であることを認めざるを得ません。写真や動画の大量撮影、音楽データなどの大量保存を躊躇うようになりましたし、ワイヤレスイヤホン(あるいはtype-C適合の変換アダプタ)は必須ですので使い勝手が悪くなった気もします。
残念な点は、デメリットとして列挙した2点に加えてディスプレイ解像度の低下など、1世代前からスペックダウンしても価格が13万前後という点です。コロナ禍を鑑みて価格を落したとみられるS21ですが、不徹底なコストダウンです。ワイヤレスイヤホンを貰える自分は、実質価格は13万-2万=11万くらいですが、そうでない方は単純に13万円になります。かえ得プログラムを使用しても高いという印象が拭えません。povoやahamoなどの格安回線を契約して通信費を抑える工夫をすることで、ハイエンドスマートフォンを所持する選択をする必要があると感じました。
以上、参考になれば幸いです。
- タグ:
- GALAXYs21+
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