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08-10-2024 09:56 PM - 編集済み 03-10-2025 03:06 PM
その他の共有&提案①に関する一部を修正及び説明の追加︰2025年2月15日
そんなに電池を保護する技法に拘らなくとも、毎年新型に鞍替えして行けば良い事とお考えの方もいるでしょう。 …ですが、そんな直ぐ機種変派でも、補助機として使っていく道もあり、決して無駄な技法ではありません。 それに、改変の長期対応で、その携帯を大切に長く使おうと考えている人がいることも事実です。 既に、一万回を超える閲覧で多くの“いいね”を獲得されている利用者様もいらっしゃいますが、私からの視点で考えてみます。
当然の事ですが、携帯は 「充電して完了したら切り離して使い、少なくなると再び充電する。」 の繰り返しで、その電池の寿命を長く保つには、過充電に晒さないことです。
過充電の防止は100%充電後、残量95%に低下するまで充電を停止してくれる標準モードを使えば簡単なのですが、それ以外に健康的な残量で充電を終えて、そこから数%減っても過充電防止を維持させるには…
提案するのは、二つの定型作業*¹を組み合わせる方法で S24Ultra OneUI6.1.x M&R4.7.03.3'*²の環境にて説明します。 …定型作業の正しい動作の為に、事前準備として先ず「電池を保護」を必ず切ってください。 これは、この定型作業を作成する前の一回だけで構いません。
例えば、90%まで充電し停止させたい… とします。
[条件]
電池残量(90%以上)
[実行内容]
電池を保護(最大)
[定型作業の終了時]
操作を設定(off) …実行前の状態に戻さない。
[条件]
電池残量(80%未満)
[実行内容]
電池を保護(off)
[定型作業の終了時]
操作を設定(off) …実行前の状態に戻さない。
この❷が必要な理由は、最大モード80%の壁を毎回超え充電させる為… 90%で充電停止なら電池保護を解除する値は85%辺りでも良いかもしれません。
これで、充電を終えて尚且つ線が繋がった状態でも「電池保護」を解除する値 (残量80%以上において) まで内蔵電池への過充電が防止されます。
…例えば、朝5時に充電が完了で6時に起床して、それから充電線を抜くとしても、内蔵電池への過充電が防止されているので安心して寝ていられます。
…希望する蓄電量より低い値 (3%以上離れていることが理想と考えています。) で電池保護を解除する意義は、充電可能な電池は、使い捨て電池より自己放電による減少が大きく、直ぐに減るので充電を停止してから電池保護機能を長く安定して働かせるためにも必要な処置です。
電池保護機能が働き、充電が停止した状態で、まだ線が繋がっていると、内蔵電池からの供給では無く、外部電源からの供給でアプリを稼動できることです。 TVer、ABEMAなどの随時配信映像やYouTube、Webブラウザーの閲覧などを行なっても電池残量は充電完了した値から基本減りません。… 厳密には内蔵電池の自己放電による極僅かな減少くらいです。(笑)
また、OneUI4.1のNote10+も電池を保護する機能があるので、M&R4.1.00.12'*²を導入して同様に扱っています。… こちらの保護機能は85%以上で働くので、❶の条件は90%から88%以上の設定で、❷の条件は85%未満というところでしょう。
因みに、現行のリチウムイオン式内蔵電池の健康的な運用は、残量20%で充電を開始して残量80%で充電を完了することらしく、残量20%でホーム画面の指紋認証標章辺りに充電を促す表示がでます。… ご確認を。
この充電方法は、過充電防止が標準モード同様にでき、尚且つ、寿命にも良好な方法かも… とSamsungに認めて頂きました。
今回、紹介した定型作業の発展型として、他の実行内容を追加すると動作が分かり易いので紹介しておきます。 勿論、基本型の90%まで充電して止める方法の発展型です。
[条件]
電池残量(90%以上)
[実行内容]
電池を保護(最大)
色膜*³(ON)
カスタム通知を表示
「充電が完了しました。」 …読み上げ(ON)
[定型作業の終了時]
操作を設定(ON)
…電池を保護(最大)
…色膜(off)
これで、充電完了と同時に色膜がかかって視覚的に分かり易く、通知ドロワーに完了時刻のついたお知らせが表示され、いつ充電が完了したか分かります。 (他の定型作業然り、通知の表示は、そのイベントが行われた時刻を知る事が出来ます。) 基本型と違うところは、定型作業の終了時、操作設定をONにして、それぞれの実行内容の操作を別々にしている事です。 電池保護は継続させ、色膜は元に戻させて、定型作業を終わらせています。 そこを注意してください。 この定型作業で、充電完了して過充電防止中、自己放電や充電線を外す事による低下で条件から外れて色膜は解除されます。 充電が止まって残量が条件に合っている間は色膜がかかったままです。 これを、強制解除する手動定型作業も作っておくと場合によっては直ぐに解除でき便利です。 その定型作業をOHO+の「ウィジェットのポップアップ」に置くと、それを楽に使えます。
[条件]
電池残量(85%未満)
[実行内容]
電池を保護(off)
カスタム通知を表示
「電池の保護 - 解除」 …読み上げ(off)
[定型作業の終了時]
操作を設定(off) …実行前の状態に戻さない。
ここでは85%未満としていますが、携帯の「電池を保護 - ON」で、その機能が発揮される最低残量値以上で設定 …なので、S24Ultraでは80%以上の未満、Note10+では85%以上の未満で残量値を設定します。
序でに、充電を促す定型作業も記します。
[条件]
充電状態(非充電時)
電池残量(21%未満)
[実行内容]
色膜*²(ON)
カスタム通知を表示
「充電を開始してください。」 …読み上げ(ON)
[定型作業の終了時]
操作を設定(ON)
…色膜(off)
充電を開始すると、色膜は条件から外れ自動解除されます。
流れをまとめると…
- 残量20%になると③が働き充電開始を促す。
- 線を繋ぐ。
- 残量80%でも電池保護はかかってないので充電は継続する。(OneUI6.xの場合。 OneUI4.1では85%を突破)
- 90%に達すると①により保護(最大モード)がかかり充電が止まる。
- 線を外す。
- 携帯を使う。
- 残量が減る。
- 84%になると②により保護は解除される。
- 残量が更に減る。
以降、繰り返し。
如何だったでしょうか?
今後の課題として…
M&R4.7.03.3環境において色膜の設定はON/offの一種類のみであり、用途別に使い分けられない。 次期改変以降では是非、色膜を組み込むとき、ONには「色の選択」、「不透明度の強度」が変更できるようになっていると嬉しい。
*¹定型作業 = ルーチン
*²M&R = モードとルーチン (各リンク付き)
*³色膜 = 色フィルター …色の選択及び不透明度の強さは事前に決めておく。
