オリジナルトピック:

バッテリー保護について(詳)

(08-18-2024 10:27 AM で作成されたトピック)
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当然の事ですが、スマホは 「充電して完了したら切り離して使い、少なくなると再び充電する。」 の繰り返しで、その電池の寿命を長く保つには、過充電に晒さない'ことです。

過充電の防止は100%充電後、残量95%に低下するまで充電を停止してくれる標準モードを使えば簡単なのですが、それ以外に健康的な残量で充電を終えて、そこから数%減っても過充電防止を維持させるには…

提案するのは、二つのルーチンを組み合わせる方法で S24Ultra OneUI6.1.x M&R4.7.03.3'の環境にて説明します。 …ルーチンの正しい動作の為に、事前準備として先ず「バッテリーを保護」を必ずオフにしてください。 これは、このルーチンを作成する前の一回だけで構いません。

例えば、90%まで充電し停止させたい… とします。

ひとつ目
[条件]
バッテリー残量(90%以上)
[実行内容]
バッテリーを保護(最大)
[ルーチンの終了時]
操作を設定(off) …実行前の状態に戻さない。

ふたつ目
[条件]
バッテリー残量(80%未満)
[実行内容]
バッテリーを保護(off)
[ルーチンの終了時]
操作を設定(off) …実行前の状態に戻さない。
このふたつ目が必要な理由は、最大モード80%の壁を毎回超え充電させる為… 90%で充電停止ならバッテリー保護を解除する値は85%辺りでも良いかもしれません。

これで、充電を終えて尚ケーブルが繋がった状態でも「バッテリー保護」をOFFにする値 (残量80%以上において) まで内蔵バッテリーへの過充電が防止されます。

…例えば、朝5時に充電が完了で6時に起床して、それから充電ケーブルを抜くとしても、内蔵バッテリーへの過充電が防止できているので安心して寝ていられます。

…希望する蓄電量より数%低い値でバッテリー保護を解除する意義は、充電可能なバッテリーは、使い捨てバッテリーより自己放電による減少が大きく1%くらい直ぐに減るので充電を停止してからバッテリー保護機能を安定して働かせるためにも必要な処置です。

他のメリットもあります。
バッテリー保護機能が働き充電が停止した状態でも、内蔵バッテリーからの供給では無く、外部電源からの供給でアプリを稼働させられることです。 TVer、ABEMAなどのストリーミングビデオやYouTube、Webブラウザーの閲覧などを行なってもバッテリー残量は充電完了した値から基本減りません。… 厳密には内蔵バッテリーの自己放電による僅かな減少くらいです。(笑)

また、OneUI4.1のNote10+もバッテリーを保護する機能があるので、M&R4.1.00.12'を導入して同様に扱っています。… こちらの保護機能は85%以上で働くので、ひとつ目の条件は90%から88%以上の設定で、ふたつ目の条件は85%未満というところでしょう。

因みに、現行のリチウムイオン式内蔵バッテリーの健康的な運用は、残量20%で充電を開始して残量80%で充電を完了することらしく、残量20%でホーム画面の指紋認証マーク辺りに充電を促す表示がでます。… ご確認を。

この充電方法は、過充電防止が標準モード同様にでき、尚且つ、バッテリーの寿命にも良好な方法かも… とSamsungに認めて頂きました。

今回、紹介したルーチンの発展型として、次を追加すると動作が分かり易いので付け加えておきます。

ひとつ目…
[実行内容]
バッテリーを保護(最大) …OneUI4.1では(ON)
色を反転(ON) もしくは、色フィルター(ON)
カスタム通知を表示
充電が完了しました。」 …読み上げ(ON)
これで、充電完了と同時に画面の色が反転して視覚的に分かり易く、通知ドロワーに完了時刻のついたお知らせが表示され、いつ充電が完了したか分かります。

ふたつ目…
[実行内容]
バッテリーを保護(off)
カスタム通知を表示
バッテリー保護を解除しました。」 …読み上げ(off)

二つ共、「ルーチンの終了時」の「操作を設定」は「off」にすることで安定して動作します。

序でに、充電開始を知らせるルーチンも記します。
[条件]
充電状態(非充電時)
バッテリー残量(21%未満)
[実行内容]
色フィルター(ON)
カスタム通知を表示
充電を開始してください。」 …読み上げ(ON)
[ルーチンの終了時]
操作を設定(ON) …色フィルター(off)
充電を開始すると、色フィルターは条件から外れ自動解除されます。

M&R4.7.03.3環境において色フィルターの設定はON/offの一種類のみであり、シーン別に使い分けられない。 次回バージョンでは是非、色フィルターを組み込むとき、ONには「色の選択」、「不透明度の強度」が変更できるようになっていると嬉しい。

M&R = モードとルーチン (各リンク付き)
色及びその強さの設定は事前に行なっておく。

参考 ☛ ˈ , ˈ

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