先日は、ありがとうございました。
出会い。
あなたへ 二章 vol.9
400通の手紙…
最後の１通に、あなたの人生は託された。
阪急梅田 本店 歩みの始まり。
一度諦めかけた、その日から…
また、オレは10円玉と電話ボックス
週末は必ず、２人で出かけたよな
なんば虹の街…今は、なんばウォークらしい。
奈良公園…好きやったよなぁ。
オレは、いつもほったらかし…鹿と戯れる。
いつもニコニコは完全復活。
しかし、将来の事は二人とも何も話さない。
宿命、運命を避けるかのように…
オレはビジネス街のグリルに住込。
あなたは、時々同級生を連れて来る…
オレが得意なオムライス全員注文！
「私のんだけ！破れてたっ！」
真顔で怒る、あなた。
仕事が終わると本店の二階の寮に帰る…
暗闇の中に、ポツンと電話ボックス
人影を見たが通り過ぎようとした時、
「友達に、外泊許可頼んだ…」
また、泣いてる…。
そんな日もありましたね。
だが、突然あなたが寮から、居なくなるとは
思いもしなかった。
10円玉 電話ボックス
「○○さんは、辞めましたよ。」
