大切にしまってありました。
懐かしいありし日の我が家。
冠木門も崩れています。
手前の部屋で父は寝ていましたが、運良く梁にも当たらず無傷で助かりました。母屋の被害は甚大でした。
母屋の被害は甚大でした。
母屋の屋根
炬燵とタンスの間の隙間で瓦礫の直撃から守られ、祖母も無傷でした。
当時の我が家は母屋と離れに分かれていて、これは離れ。
一見被害は少ないですが、2階に上がる階段を登るとグラリグラリと家が揺れていて、離れの基礎が基礎が破壊されていました。
地震の瞬間入っていたお風呂場壁の一部と土台が塀ごと裏の道路に倒れてます。
よくぞこの状況から無傷で助かりました💦
両親は公務員のため地震後直ぐに出勤💦
祖母と二人、3日間過ごした駐車場。
夜になると真っ暗でめちゃめちゃ怖かった。
父が亡くなって丸8年。
父の生きていた証がなくなってしまうようで、中々手をつけられなかった父の部屋を片付け始めました。
そこど見つけた阪神・淡路大震災の記録本と、全壊したかつての我が家の写真。
私は地震後PTSDと診断されていて、未だに地震があると軽くパニックになります。
でも、不思議と落ち着いて写真を見ることができました。
見始めると、当時の状況がフラッシュバック。
地震の瞬間、出勤前にシャワーを浴びようとしていた私。
お風呂の壁と土台が塀ごと道路に倒れ、屋根が落ちてきている状況。
何故かこの状況の中、私は無傷で助かりました。
「御加護」としか言いようがありません。
もう、地震は懲り懲りです。
今年元旦の能登地震。
未だに被災地は被害の真っ只中にあります。
一日も早い復興を願います。
