01-11-2020 10:42 AM
記事元：Sammobile
投稿者要約：デバイスケアは必要最低限の情報をQihoo360に送信して、「ファイルを削除するためのライブラリ(削除していいファイルの情報)をダウンロードしている」だけであった。
実際に削除しているのはSamsungが作ったシステムがそのライブラリを参照して削除している。
…ってSamsungは主張している。
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最近、Redditの投稿により、Samsungのすべてのスマートフォンとタブレットに中国のスパイウェアが存在するという主張が少し騒ぎを起こしました。この噂は、これがセキュリティの脆弱性によるものではなく、設計によるものであるということでした。
Redditの投稿の誇張的なタイトルは別として、その作者は、Samsungがデバイスケアのストレージスキャナー機能に関して疑わしい評判の中国のウイルス対策会社と提携していると説明しました。実行されると、この機能はデバイスから一部のデータを取得し、それを中国のサーバーに送信していると主張しています。しかし、この情報は虚偽であり、Samsungは声明を発表しました。
この機能が最初に何であるかを理解することが重要です。デバイスケアは、One UIの一部であり、削除することはできません。そのため、提供しているすべてのユーティリティも削除できません。ストレージスキャナーは、デバイス上のスペースを解放するために削除できるジャンクファイルを探します。不必要に使用されていた数GBのスペースを解放できることが多いため、これは便利な機能です。
サムスンがストレージスキャナーのために提携した中国企業はQihoo 360と呼ばれます。いくつかの論争に巻き込まれているため、その評判は完璧からはほど遠いです。2012年、内部告発者は、会社の360セキュアブラウザーにはバックドアが隠されていると主張していました。また、中国政府の検閲指令に準拠していることでも知られており、要求された場合にはデータを引き継ぐ可能性があります。
結論は、ストレージスキャナーがデバイス上のすべてのファイルにアクセスして処理を行う必要があり、デバイスケアのファイルは中国のサーバーと通信しているため、ユーザーのファイルを知らずに中国に送信する可能性があるというものでした。redditユーザーはパケットテストを実行して、Galaxy S10が通信しているドメインを確認しました。
データベースを手動で更新するオプションをタップすると、電話が中国のサーバーとの通信を開始したことに気付きました。これにより、ユーティリティが中国のサーバーと通信していることが確認されましたが、著者自身が指摘したように、送信されているものが正確には明らかになりませんでした。これは、サムスンがアクセスを許可したパートナーがファイルを持ち上げるためにそれを悪用していることを決して確認しませんでした。
サムスンは声明で、Qihoo 360に送信されるデータは、お使いの携帯電話のモデル、OSバージョン、合計ストレージ容量、ストレージの最適化に使用されるその他の一般データなどの非特定情報のみであると言います。Qihooは、ユーザーのデバイス上の特定のファイルを見つけるためのデータを取得しません。
中国の会社が行うことは、スペースを解放するために削除できる不要なファイルやジャンクファイルの参照ライブラリを提供することです。そのライブラリは、デバイス自体にも保存されます。Device Careのストレージスキャナーは、ライブラリを使用して、削除するファイルを見つけます。削除プロセスは、サムスン独自のソフトウェアによって実行されますが、Qihooはその役割を果たしません。「ジャンクファイルのスキャンと削除を含むストレージ最適化プロセスは、サムスンのデバイスケアソリューションによって完全に管理されています」とサムスンの担当者は確認しました。
ストレージスキャナーが使用できるジャンクファイルのライブラリを維持するために独自のリソースを流用する代わりに、Samsungは単にそのジョブをQihooに外注しました。この点での中国企業の役割は、それを超えるものではありません。文中の中国とスパイウェアの言葉は疑念を引き起こすのに十分であることは理解できますが、サムスンは疑いの利益に値します。サムスンがケアレスミスを犯さなければならない規模と経験を持つ会社を期待することはありません。
