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11-26-2020 10:29 PM - 編集済み 11-26-2020 10:29 PM
ギャラリー懲りずに落語です。
■これ、珍念や、珍念や。
●へぇーぃ。和尚、お呼びでございますか。
■おぉ、珍念そこに入りなさい。いま、医者の先生が来てわしの体をみてくれたが、ぉ前そんときの事を、いや、わしの体を見てくれていた先生の様子をさぁ。…廊下なんかでもって、その話を聞いておったかな?
●いいえ、聞いておりません。
■なぜ聞かん。
●なぜ聞かんと言っても、別に、あの、あたしは本堂の方で掃除やなんか致しておりましたんで……、あの、何でございます?
■いやぁ、別にな。何という事でも無いがな、その時に先生がな、テンシキはありますかとお聞きになったんだが…。テンシキというものをな、そぅいやぁ、ぉ前に教えたかなぁ、と思ってな。それで…ちょっと、呼んだんだよ。…ぉ前テンシキは知っているか?
●知りません。
■なぜ知らん。
(落語「転失気」より抜粋)
知らない事を知らないと言えない和尚さんが、小坊主の珍念にしてやられる定番の噺です。
You Tubeの再生速度を0.75倍にして、Wordに起こしてこちらに入力(笑)
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