| 紛らわしい、「アンインストール」と「無効化」
携帯のストレージ容量が足りなくなったとき、画像の削除とともに多くの方が行うのは、アプリの削除だと思います。実際に私も、サブ機のGalaxy Feel2の内部ストレージが32GBと頼りなく、高い頻度でアプリの削除を行っています。しかし、中には、「アンインストール」の欄が「無効化」ボタンになっているアプリもあります。これはどういった状態なのか、解説していきます。
☑︎ 「無効化」とは？
そもそも無効化は、端末にもともと入っているアプリ(プリインストールアプリ)の一部を使用しない際に、アプリ自体の動作等を完全に停止するものです。これを行うと、ホーム画面等からアイコン表示を消すことができます。しかし、アンインストールと異なる点としては、端末の容量はほとんど変わらないという点です。
アンインストールでは、端末からアプリのデータ全てを削除するため、そのアプリが使用していた分の容量が増えます。しかし、無効化を行うと、機能を使用できなくなるだけで、アプリの完全な削除はされません。そのため、無効化をおこなっても端末の容量をアプリのサイズ分確保することはできません。
☑︎ 削除できない(無効化しかできない)アプリの代表例
多くのGalaxy端末にプリインストールされていて、無効化が表示されるアプリの代表例として、
・Galaxy純正ブラウザ(Samsung Browser)、メッセージ、マイファイルアプリ等のGalaxy純正アプリ
・dストア、LIVE UX、おすすめアプリ等docomoアプリ(docomo端末のみ)
→その他キャリア専用アプリ等
などのアプリがあります。
| まとめ
このように、「無効化」をするだけでは、端末内の容量を確保することはできません。「無効化」になっているアプリを削除するには、パソコンにADBと呼ばれるツールを導入し、コマンドラインで操作する必要がありますが、レベルやリスクが高いためあまりお勧めはできません。
